古民家屋根改修工事 山梨市S様邸

昨年よりご依頼をいただいていました、S様邸の屋根工事を行いました。

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かなり築年数が経ったお宅で屋根は茅葺き屋根の上に波トタンがはってあります。
建物全体の改修工事を行っている最中で、屋根工事だけやらせていただきます。
急勾配の屋根で茅葺きの上に波トタンですので、簡単に剥がしてやり変えるというわけにはいかず、波トタンの上に、さらに軽量の下地を組み、軽い屋根材を施工する事になりました。

最も適した屋根材をいくつか提案して、お客様に決めて頂き、まずは屋根足場を架けます。

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作業に入ります。
まず、てっぺんの一段高くなっている棟の部分を撤去して、上から軒先までを平らな面にします。

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古くなった、棟部分のトタンを剥がして、茅を撤去します。棟部分のみの撤去ですが、かなりの茅の量です。
あらかた取り除いたら、角材で下地を作り、ベニヤ板を張っていきます。

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ベニヤの部分に屋根用防水シートをはります。

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これで屋根面がフラットになったので、したから木材で全体を下地組みしていきます。

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板材を格子状に張ります。この板材に
屋根本体を留めていきます。
板材により、細かなデコボコも修正できます。
南面、北面の下地組みに1週間程の工程でした。

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