昭和町T様邸でトタン屋根からガルバ鋼板屋根への葺き替え(張り替え)工事及び断熱工事を行いました。

昭和町T様邸外装リフォーム
T様邸屋根は、瓦の部分とトタン屋根の部分があり、今回は平屋のトタン屋根を改修いたします。
今回、外装の全体的なリフォームを行いました。
・外壁の塗り替え
・雨どいの全交換
・トタン屋根の葺き替え

工事前→工事後
T様のご希望で、雨どい(トヨ)工事と屋根工事を当店が行い、外壁の塗り替え工事を(株)ロハスさんが受け持つという、いわゆる個別発注の形で工事をする事になりました。お互い一番の得意分野で協力して工事をする事になりました。
先に、ロハスさん側で外壁の塗り替えを行い、塗り替え工事完了後に、雨どいと屋根工事を当店が行います。

外壁塗装と雨どい交換
外壁の塗り替え工事と雨どい工事などは足場設置をしなければならないので今回のように一度で工事を行なうことで、全体の工事期間の短縮と費用の節約ができるメリットがあります。
お客様の強いご希望で屋根の断熱も行いました。

小屋裏への断熱材施工

グラスウール系断熱材2重を敷き込み
最近の猛暑対策です。屋根の形状などにより、小屋裏へ2重にグラスウール系断熱材を敷き込みました。

遮熱系下地防水シート張り
下地の防水シートも熱を吸収しにくい白色のものを使用し、ガルバリウム鋼板屋根本体も、熱の反射率の高いシルバー色で、暑さ対策をします。

緩勾配屋根に適した、たて葺き工法
元々雨漏りをした事もある老朽化した屋根の張り替え工事でしたが、それを機会に猛暑対策の断熱工事を行い、お客様も大満足の工事を行わせていただく事ができました。

屋根工事完了!






東西で2面、91㎡程の屋根になります。築年数は、25年前後でしょうか。経年劣化が進み、数カ所で屋根材の割れが見られます。現地調査に伺ったときに、実際に屋根を端から端まで歩いたり、踏み込んだりして、下地の木材の劣化具合を調べたり、屋根材の割れの状態を確認したりして、下地の劣化はあまり無い様子なので、旧屋根材(カラーベスト)をはがさず、上からガルバリウム鋼板の屋根材で全体を覆うカバー工法で工事する事になりました。
足場を掛けて、準備していきます。旧屋根材は、そのままですが、屋根てっぺんの棟板金や、雪止め金具などは取り外します。防水シートを敷いて一次防水を致します。
諸々の下準備を行い、ガルバ鋼板を張り上げていきます。1枚1枚を釘やビス止めして旧屋根材の上からしっかりと留め付けていきます。
全体をガルバ鋼板で葺き上げました。東西両側から葺き上げ、てっぺんの部分に棟板金(むねばんきん)を取り付けて、仕上げます。雪止め(ゆきどめ)金具などは、新しいものにとりかえます。雪落下防止の為、間隔を狭くして前より多く金具を付けます。
建物周辺は、桜の木が多い為に、落ち葉が雨どいに溜まっていますので、足場を掛けたついでに取り除いて、工事完了です。
高所ですので普段あまり確認が出来ませんが、屋根が劣化すると、当然、雨漏りの危険が高まりますので、早め早めの点検と対策をお勧めします。

































