上野原市A様からのご依頼で、雨どいの詰まり直しと、落ち葉除けのネットの取り付けを行いました。

道路を挟んで桜の大木と、竹藪があり落ち葉の季節には、かなりの落ち葉が雨どいへ入ってしまい、詰まりの原因となっている状態です。

足場掛け
高い位置ですので、足場を掛けます。
南面6m程の部分ですので作業当日に足場を設置して、そのまま作業に入り、その日にうちに足場の撤去も行いました。

雨どい詰まり除去、清掃
横部分の軒どいから、縦方向へ雨水を落とす集水器の、部分が詰まっていましたので、詰まりを除去し、清掃します。

落ち葉除けネット
メッシュ状のネットを雨どいのサイズに合わせて取り付けます。雨どい全体をネットで覆うので落ち葉が雨どいに入らなくなります。雨水はしっかり雨どいの中へ入ります。
順調に作業が進み、雨どい詰まりの除去、ネットの取り付け、足場の撤去が出来、午後3時ごろに作業完了しました。























東西で2面、91㎡程の屋根になります。築年数は、25年前後でしょうか。経年劣化が進み、数カ所で屋根材の割れが見られます。現地調査に伺ったときに、実際に屋根を端から端まで歩いたり、踏み込んだりして、下地の木材の劣化具合を調べたり、屋根材の割れの状態を確認したりして、下地の劣化はあまり無い様子なので、旧屋根材(カラーベスト)をはがさず、上からガルバリウム鋼板の屋根材で全体を覆うカバー工法で工事する事になりました。
足場を掛けて、準備していきます。旧屋根材は、そのままですが、屋根てっぺんの棟板金や、雪止め金具などは取り外します。防水シートを敷いて一次防水を致します。
諸々の下準備を行い、ガルバ鋼板を張り上げていきます。1枚1枚を釘やビス止めして旧屋根材の上からしっかりと留め付けていきます。
全体をガルバ鋼板で葺き上げました。東西両側から葺き上げ、てっぺんの部分に棟板金(むねばんきん)を取り付けて、仕上げます。雪止め(ゆきどめ)金具などは、新しいものにとりかえます。雪落下防止の為、間隔を狭くして前より多く金具を付けます。
建物周辺は、桜の木が多い為に、落ち葉が雨どいに溜まっていますので、足場を掛けたついでに取り除いて、工事完了です。
高所ですので普段あまり確認が出来ませんが、屋根が劣化すると、当然、雨漏りの危険が高まりますので、早め早めの点検と対策をお勧めします。































