甲府市T様邸て強風被害による屋根の工事、雨どいの工事、雨漏りにより腐食した軒先天井の張り替え、劣化した外壁の交換工事などを行いました。

外壁(金属サイディング)張り替え工事
劣化した外壁は、雨による腐食の為に建物下側が反ってめくれ上がってしまうほど激しく劣化しています。

劣化してめくれ上がった外壁

変色しで、雨の吸い込みが激しいカベ
以前増築した1階の東面のみ、この木質系の
外壁材が使われています。
これを全て撤去して、新たに金属サイディング(ガルバ鋼板製)を張っていきます。

外壁、撤去前 ↑

撤去後の外壁状態 ↑

下地材の防水透湿シートを張った所 ↑
壁材撤去→下地木材補強→下地調整→防水透湿シート張り。
順番に作業を進めます。
左側にある窓の周りは、水の浸入を防ぐ為の下処理をしたり、水が入っても排出される様な構造にしておきます。

金属サイディング張り工事
ブロック塀が近くにあるため、ブロックの外側から施工しています。
手が届く範囲でしか壁材を留められないのですが、一番下側以外は十分に留め付ける事が出来ました。お客様も下側が留められない事は、打ち合わせの時点で了承済みです。

工事完成
2階のモルタル壁に合わせて、つや消しアイボリー色を使用しています。お客様のご選択です。 違和感が無く、綺麗に張り上がりました。
今回は、外壁工事以外に、強風被害の屋根の破損改修工事や、雨漏りによる外側天井の張り替え工事、雨どい、テラスの波板張りなど、数カ所の、工事となりました。
強風被害による屋根の破損改修工事は、自然災害が認められて、火災保険特約が適用されました。

その他の工事。雨漏りによる腐食した天井材の張り替え














東西で2面、91㎡程の屋根になります。築年数は、25年前後でしょうか。経年劣化が進み、数カ所で屋根材の割れが見られます。現地調査に伺ったときに、実際に屋根を端から端まで歩いたり、踏み込んだりして、下地の木材の劣化具合を調べたり、屋根材の割れの状態を確認したりして、下地の劣化はあまり無い様子なので、旧屋根材(カラーベスト)をはがさず、上からガルバリウム鋼板の屋根材で全体を覆うカバー工法で工事する事になりました。
足場を掛けて、準備していきます。旧屋根材は、そのままですが、屋根てっぺんの棟板金や、雪止め金具などは取り外します。防水シートを敷いて一次防水を致します。
諸々の下準備を行い、ガルバ鋼板を張り上げていきます。1枚1枚を釘やビス止めして旧屋根材の上からしっかりと留め付けていきます。
全体をガルバ鋼板で葺き上げました。東西両側から葺き上げ、てっぺんの部分に棟板金(むねばんきん)を取り付けて、仕上げます。雪止め(ゆきどめ)金具などは、新しいものにとりかえます。雪落下防止の為、間隔を狭くして前より多く金具を付けます。
建物周辺は、桜の木が多い為に、落ち葉が雨どいに溜まっていますので、足場を掛けたついでに取り除いて、工事完了です。
高所ですので普段あまり確認が出来ませんが、屋根が劣化すると、当然、雨漏りの危険が高まりますので、早め早めの点検と対策をお勧めします。








































